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こんにちは。
みなさんは運動が得意ですか?僕は苦手です。
そんな運動が苦手な方でも楽しめるスポーツがあるようです。今回の記事で出てきますよ。
メモのご用意をよろしくお願いします(笑)
また、スペシャルオリンピックスを知らない方はこの記事を読む前に前回の記事を読んでみてください♪
それでは、青柳さんとの対談記事vol.2(最終回) スタートです!

ぼく、興味はあるのですが・・・

青柳:薄田さんの気持ちわかりますよ。ネックなのがスポーツの団体なので、どうしても
スポーツができないとダメなんじゃないかとか思われるんですよ。でもスポーツが苦手でも、できなくても大丈夫ですよ。
一緒に時間を共有するだけでもいいんですよ。一緒にスポーツを楽しむだけでもいいんですよ。別に教えなくてもいいんです。
逆にアスリートからスポーツの楽しさを教えてもらうことは全然ありです。
スポーツはするだけでなく、支えたり、見たりすることもスポーツであることをいかに「広めていくか」ということですね。

薄田:もちろんパラリンピックみたいに上を目指すことも大切ですけど、やはり地域密着、地域にどう還元していくか、社会に出て行く知的障がいの人が増えていくのかというのが大切なんですね。

青柳:そうですね。社会に出ていくのはもちろんですが、地域の理解だとか、一緒に時間を共有することがポイントです。
一番の問題である『心のバリア(障壁)』は共に過ごしたり、共に活動をする機会がないからあると思うんですよね。
普段、知的障がいのある人たちと関わる機会がないですよね。
そういう中で、このスペシャルオリンピックスの活動をひとつのきっかけにしてもらって、まずはスポーツを通してお互いを知るっていうことから始めることができると思います。最初はこんなに高い心の壁があるんだけど、それが気付いたらどんどんどんどん下がっていく、「えーなんだー。こんなこともあんなこともできるんだぁー。」っていうようなことになっていくと思うんです。
それができないっていうのはやっぱり、場所がないのと機会がないっていうことにつながってくると思います。

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薄田:なるほど。

青柳:接点とか共に過ごす時間や関われる場所をどれだけ意図的に作っていくとか増やしていくとか、これが1 番の課題であり、私たちがやっていかなければいけないことなんだなと思ってます。

薄田:なるほど!そうですねー。毎週やってるっておっしゃってましたけど、時間や場所って決まっているんですか?

青柳:本当はですねー、それをお見せしたかったんですけど。。だいたいきまってますねー。

薄田:今度また無理やりにでも予定を作ってみにいきますのでその時はよろしくお願いします!

青柳:是非是非!見にきてください!ほんとに!!

薄田:スポーツができなくても参加できるってところがやっぱり、僕的には敷居が低くていいかなって。笑

薄田:青柳:ははははは(爆笑)

青柳:それは安心してください。

障がいのある人もない人もみんなが楽しめる魔法のスポーツ

青柳:スペシャルオリンピックス実は面白い競技がありましてー。ユニファイドスポーツっていうのがあるんですよ。それは、知的障がいのある人と、知的障がいがない人がおなじチームで競技するんです。

薄田:ええええ!!!!一緒にプレーするんですか?

青柳:はい。一緒に競技をする障がいのない人は、コーチでも、ボランティアでもないんですよー。対等な競技者なんですよ!

薄田:そうなんですねー。

青柳:知的障がいのある人の競技レベルと同じ競技レベルの知的障がいのない人たちがチームを組みます。
だから、例えば薄田さんはスポーツが苦手、仮にサッカーが苦手として、今の薄田さんとおおよそ同じ競技レベルの人たちが集まってチームを作るんですよ。

薄田:あ!そうなんですね!結局同じぐらいのレベルの人とチームになってやっていくってことですね!

青柳:そうです!そういうスペシャルオリンピックス独自の競技があるんです!

薄田:え、競技なんですか!?それで試合も行われていくわけですよね?

青柳:行われますよ!世界大会もありますよ。

薄田:世界大会もあるんですか!知りませんでした!!見てみたいしやってみたい!!

青柳:対等な競技者をパートナーっていうんですけどね。アスリートとパートナーがチームを作って、全国大会とか、世界大会にいくんですよー。

薄田:えーそれは結構面白いですね。

青柳:はははそうなんです。かなり面白いんですよ。いろんな可能性がありますね。だから運動は苦手だけど、でもなんかこうちょっと一緒にスポーツして遊びたいとかいう感覚でもできるんですね。

薄田:そういうのを知ってると、より気軽に参加できますね!わくわくしてきました!

青柳:競技重視だけではないので、そうやって、ほんとにいろんな人が集まる場所として、人とコミュニケーションを取りたいとか、新しいコミュニティーを作りたい、ちょっと人恋しいだとか、スポーツをするとうい気持ちがなくてもいいんです!
そういういろんなこと考えて、行動にうつせる場所になってほしいです。

薄田:そうなんですね。やっぱりスペシャルオリンピックスの競技というのは、競技はひとつの道具であって、それをどう利用するかってところが、ボランティア側にもあるし、それを利用するアスリート側にもあるっていう感じですかね?

青柳:そうですねー!

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二人の思い

薄田:今日は本当に下調べもなにもせずに伺ってしまったので。

青柳:そっちのほうが新鮮でいいですよ!

薄田:「やべー俺、青柳さんやスペシャルオリンピックスのことめちゃくちゃ調べたほうがいいんかな」って思いつつ、今お話を聞いてまして(笑)・・・

青柳:なんでですかー!全然いいですよー!笑

薄田:いやーでも、今日はいろいろ聞けて良かったです!

青柳:薄田さんをはじめ、いろんな方にまずは知ってもらうこと、そして、関わって頂けるともっと嬉しいです。

薄田:そうですねー。これでまた告知ができて、それで増えたって話が聞けると僕のほうも嬉しいので。

青柳:ありがたいです!福祉的な要素が強いとか、専門性が必要とかそういうものでは全くないんですよね。みんなで楽しもうよ!障がいがあろうがなかろうがだれもがこの社会の中で好きなこと、できることを選択しながら、楽しんだっていいじゃないっていうスタンスでやっているので。

薄田:ああなるほど。やっぱり障がいがあるないとかそういう次元じゃないんですね。

青柳:はい、でもそうは言うものの、やっぱり社会的な問題としても、先ほどから出てる偏見であったり、差別であったりとか、それはもう山のようにあります。だから、もう繰り返しになるんですけど、こういう活動を通じて心の障壁を少しずつ取り除いていく、スペシャルオリンピックスの活動がそういうものの一環になれば本当にいいなと思っています。

薄田:そうですね!

青柳:別に、スペシャルオリンピックスだけの活動に参加してほしいなんて全く思ってないですよ!!こういう活動や機会がもっともっと色々な形で増えればいいんですよ!いろんなところに。

薄田:なるほど。

青柳:で、さっき言ったように自分たちの家を出たらすぐに行けるようなところに、スペシャルオリンピックスと言わずいろんな自分のできること、したいことの選択肢ができるっていうのが、それがスペシャルオリンピックスの望んでいるかたちなんですよね。

薄田:そうなんですね。結局やっぱり社会が認知してくれることを強く望んでいるんですね。

青柳:そうですね。たまたまスペシャルオリンピックスが知的障がいのある人たちを中心に活動をやっているんですけどそこだけじゃないんですよね。もうありとあらゆる多様性のある社会なので、多くの理解者と共に、その人たちが社会の中でしっかりどう生活して、関わっていくかが重要だと考えていますね。

薄田:今日は貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました!